100点だけどなぜ4?内申点の重大な秘密

中学生の成績評価

知識だけではなく態度も重要!

中学生の成績評価において、テストだけが重要ではない、というのはもう有名ですね。

成績評価は次の3つの観点で行われています。

  1. 知識技能:主にテストで評価。基本問題が多い
  2. 思考判断表現:これもテストを通じて評価。応用・文章題が多い。
  3. 主体的に学習に取り組む態度:授業や提出物を通じて評価。

例えば、テストで100点を取り、知識技能と思考判断表現でAでも、態度でBがつけられた場合、成績は「4」となることがあります。

逆に、80点でも、態度が優れていれば「5」を得ることもあります。

つまり!中学1年生の時からの取り組みが非常に重要です。

内申点:5教科500点満点、内申点500点で合計1000点

今年度から面接がなくなるので、内申点が500点満点となります。

(昨年までは内申440点+面接60点)

高校入試では、5教科のテストスコアと内申点を合わせ、合計1000点満点で合否が決定。内申点は、学生が中学校でどのように学習に取り組んでいるかを示すものであるため、テストの成績だけでなく、日々の学習態度やクラスでの行動、提出物の質などが重要な評価基準となります。

早期からの学習が合格への近道

岩手県においては、「中学3年生になってから、部活を引退してから頑張ればよい」という文化が根強く残っています。しかし、引退後に残されたテストは2学期の中間と期末のみです。(3学期期末テストは出願後のため)この時点で内申点はほぼ固まっており、成績を挽回するのは困難です。

過去には、特定の私立高校の特進クラスへの進学を希望する生徒が、評定が足りず、受験ができなかったケースもありました。1日でも早く学習に取り組むことが、合格への一番の近道となります。

 

中学時代の学習態度は、将来的な学業成績や進学先に大きな影響を与えます。早期から学び、積極的に授業に参加することが、目指す学校への道を切り開く鍵となります。中学1年生からコツコツと積み重ねることの重要性を認識し、日々の学習に励んでください。

冬期講習から頑張る!ではなく、頑張らなきゃ!と思った今から頑張っていきましょう!

 

 

今日はここまで!