学習塾の逆襲
安田卓史様の講演から学ぶ
この週末、私はZoomを通じてオンライン講演会に参加しました。スピーカーは、英泉塾、少数精鋭・個人指導マイベスト、総合型選抜専門塾ユアーズを運営する有限会社EISENの代表取締役、安田卓史様でした。安田様の言葉には教育業界への深い洞察と情熱が込められており、非常に共感する内容でした。
もともとのテーマは自立学習の重要性や集客に関する話題でしたが、講演の最後には現代の教育業界に蔓延る問題点を鋭く指摘しました。特に、インターネットやSNSを通じて広がる怪しい勉強法や即効性のある偏差値アップ法を批判し、これらが最終的には高額な教材やコースを売りつける商法へとつながることに警鐘を鳴らしました。これは、教育の質を落とすだけでなく、学ぶ者のモチベーションにも悪影響を与えかねないという、私たち教育者が直面している大きな課題です。
安田様は、「本当に子どもたちに教えたい」という純粋な動機から教育活動を行うべきだと強調しました。彼は「学習塾の逆襲」という言葉を用いて、教育は単なるビジネスではなく、次世代を育て、社会全体の発展に寄与する責任ある仕事であると述べました。私たち教育者は、それぞれの生徒が持つ可能性を最大限に引き出し、一人一人に最適な学習法を提供することが求められています。そして何よりも、教育者自身が学び続け、成長し続けることが重要だとも語りました。
この講演を通じて、私たちは教育の本質を見つめ直し、教育業界全体が質の高い学びの場を提供するためにどう動くべきか、改めて考えさせられました。「学習塾の逆襲」は、単なる反撃ではなく、教育が本来持つべき価値と目的を取り戻すための大きな一歩となるでしょう。
一人でも多くの生徒が自らの夢や目標に向かって確かな一歩を踏み出せるよう、サポートしていくことを再確認しました。
今日はここまでです。ありがとうございました!