今すぐ変われる勉強法

高校生の考査対策

高校生の考査対策が続いています。私たちの仕事は勉強を教えることだけではなく、その「勉強の仕方」を教えることにも力を入れています。英単語や古文単語のように暗記が必要なものもありますが、特に日本史や生物などでは、テキストを読むだけでは不十分です。

勉強の方法の見直しが必要

昔は、年号や人物名を覚えて一問一答形式で答えるだけで十分だったかもしれません。しかし、現在の理科や社会の試験では、図や表を使って比較したり、資料を基に考察する問題が多く出題されています。これらの問題は、単なる暗記ではなく、考察力や思考力が求められるものです。

そのため、ただ「何年に何があったか」を覚えるだけではなく、その知識を使って問題を解く練習を増やすことが大切です。これを怠ると、高校の模試や共通テストで苦労することになります。

インプットとアウトプットのバランス

効果的な勉強法として、インプット（知識の吸収）を3割、アウトプット（問題を解く）を7割にすることをおすすめします。学んだ知識を使ってこそ、真の勉強です。

勉強のやり方がある程度固まっている人はノートにまとめるのも良いですが、まだ勉強法が定まっていない人や、平均点くらいの成績の人は、なるべく多くの問題を解くことに集中しましょう。もし学校でドリルが配布されていない場合は、市販のドリルや問題集を購入してどんどん解いていくことが大切です。まずは1冊を終わらせることから始めてみてください。

まとめ