マル付けのタイミングは?

ほとんどの学校で始業式も終わり、さらには夏休み明けテストも終わったところです。
夏期講習を振り返ってみて、夏休みの宿題の取り組み方についていろいろと感じることがあったので、今日はそれについて書こうと思います。

 

マル付けはこまめにすること!

勉強の効率を上げるためのポイントとして、おススメなのが、「こまめなマル付け」です。
だいたい、1ページごと(キリが悪い問題集もたまにあるので、そのときはキリのいいところまで)もしくは、見開き2ページごとに行うというペースです。

勉強の効率を最大限に引き出すために「こまめなマル付け」がいかに効果的かをお話しします。

 

こまめにマル付けをする最大のメリットは、「即時フィードバック」が得られることです。
問題を解いた直後に答えを確認することで、間違った理解やミスをその場で修正することができます。
すぐに訂正することで、記憶が鮮明なうちに正しい情報を脳にインプットすることができるため、より深い理解と確実な定着が期待できます。

 

また、同じミスを繰り返さないようにするためにも有効です。
もし問題をすべて解き終わるまで答え合わせをしない場合、同じ種類のミスを何度も繰り返す可能性があります。
こまめにマル付けをすることで、自分の弱点や間違いやすいポイントをその都度把握し、次の問題に取り組む際に意識的に解いていくことができます。

 

最後に、この方法はモチベーションの維持にも一役買います。
勉強は長時間続けるとどうしても集中力が途切れがちですが、1ページごとにマル付けを行うことで、短いスパンでの達成感を得ることができます。
この小さな達成感の積み重ねが、勉強を続けるための原動力となります。

 

今、ほとんどの塾でマル付けの重要性を話すようになってきています。
大手予備校や大手塾では答えのない問題集は取り組ませない!という徹底ぶり。
私もそうやりたいなーーーーー。

 

さくスタに通っている生徒の学校のほとんどが、夏休みの中間にある登校日に答えを配布するってところが多く、全員が答えのない状態で宿題を進めているから、効率の悪いこと悪いこと💦
分からない問題は教科書を調べさせたりしますが、それにも載っていない場合、分からない1問に5分も10分も頭を抱えているんですよね💦

宿題の答え、配布しませんか???

 

さくスタでもその学習法を取り入れています。
私自身も学生時代にこの方法を取り入れてから、勉強の成果が飛躍的に向上したと実感していますし、塾業界で20年やってきていて、何千人もの生徒たちとかかわってきましたが、これが一番成果が出やすいです。

 

部活でサッカーをしているとき、シュートしたときに飛ぶ方向が変だったり、あまり上手に蹴れていない時、監督やコーチはすぐに注意しますよね??
「それじゃー飛ばないぞ、膝が・・・・足首が、顔を・・・」といろんなアドバイスで修正してくれるはずです。
間違った蹴り方で1000本シュートされたらたまったもんじゃないですよね💦

それと同じイメージです。
マル付けをしないでドンドン先まで進んでいったら、間違って覚えている状態で先に進んだら怖くないですか???

 

ということで、勉強の効率を高めるために、ぜひ今日から「こまめなマル付け」を実践してみてください。